前作とのギャップがこれほど激しい作品は他にあるのだろうか。

特段のストーリーが無いアニメだからこそ、脚本の重要性が高まるのは自明の理である。

一見おバカなギャグ作品に思える。しかし、裏には隠された壮絶な真実があった？

人間に擬態した動物を主人公にしたアニメは珍しい。

新房昭之監督はじめスタッフ一同全力で楽しみながらこの作品を作ったのだろう。作風はふざけているが、作品に込められた真意はいたって真っ直ぐであり、真摯である。