BLOOD+  23話 「ふたりのシュヴァリエ」

ソロモンから、「何十年も眠るサヤを家族は受け入れてくれるのかい?吸血鬼は数年の活動期を経て、30年ほど長い眠りにつく。繭の中で。」「ジョエルが暇と金に飽かせて好奇心の赴くままに、珍しい動植物を交配して新しい生物を生み出そうとした。その結果が、サヤたち吸血鬼だ。」「我々は、人間の都合で戦わされているんだ。同族なのに。」などのセリフがサヤに投げかけられた。

 

全ては、暇な爺さんのいたずらから始まったのだ。

 

ジョエルは責任を感じ、赤い盾という団体を作って自らの不始末を収拾しようとした。実に壮大なマッチポンプである。

 

一方カイは、サヤの母つまり怪物を見ても受け入れられず、サヤの正体も受け入れきれなかった。しかし、ジョージは全てを受け入れているとデヴィッドに知らされ、悔しさをあらわにした。サヤの正体を受け入れた時、カイは大人になるのだろう。

 

ソロモンは、「私の兄弟はサヤを殺そうとしている。しかし私はサヤを助けたい。」と言い、サヤもなびきかける。しかし、ハジはそれを阻止。戦いへ。

 

 

今回の脚本は菅正太郎。4、9、13、18話も彼の担当である。18話といえば、アンドレイが非業の死を遂げた回である。父であるテッドが自らの責任を取る場面など、潔さもあったが、モヤモヤも残った。それでも、今までで一番良い回だったと思うが。

 

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