BLOOD+ 27話 「パリ・ジュテーム」
カイとシフのイレーヌが友情を育んだ画期的な回。
デヴィッドたちは、犠牲者を出さないことより、翼手の存在が表ざたになるのを防ぐのを優先しているっぽい。
イレーヌはもう殺しをしたくはなかった。もともとシフは、ディーヴァとサヤを親として、戦うため人間に作られた存在。ロシアで生まれ、人間について教えられ、ひたすら戦いに明け暮れてきた。研究者の中には、アンシェルもいた。モーゼスが希望というワードを口にし、皆は脱出を決意した。石化しないために。
アンシェル曰く、シフは保険だと。
岡村もサヤの後を追うように、調査を進める。ゴールドスミスはゴルトシュミットの分家だったが、2度の大戦を経て大躍進したと判明。
今回の脚本は菅正太郎。4、9、13、18、23話も彼の担当である。シフと人間が和解への一歩を踏み出す、というのは思い切ったアイデアである。