School Days (スクールデイズ) 考察&感想 8話

今回は刹那回。冒頭、世界と刹那がお互い気まずそうにしていた。

 

冒頭、世界と刹那がお互い気まずそうにしていた。刹那は、世界は伊藤と付き合っているんでしょ、と確認していた。

 

翌日、世界は欠席していた。言葉は誠と帰ろうするが、刹那が何が何でも阻止しようとした。教室の点検、という下らない理由まで持ち出して。だが、その真意は誠と世界に昨日の一件を話し合わせ、言葉に行きかけた誠の気持ちを世界に向けさせることだった。

 

誠はまたも世界を押し倒す。だが、こぼれた茶を拭かないとシミになる、という下らない理由で世界は拒否した。言葉への遠慮もあるだろうが、誠への不信感が主な理由だろう。

 

誠は電車で言葉に遭遇。「心不在の時、私の家でおっぱい触っていいから。」と誘惑された誠は、フォークダンスの誘いも承諾する。しかも言葉は股をむずむずさせていた。誠を振り向かせるため、言葉は手段を選ばなくなってきた。

 

いざ学園祭。刹那のフォーメーションは効果覿面。しかし、なぜか落ちていたバナナの皮につまずいた123組の連中のせいで、セットや着ぐるみが傷だらけになってしまう。5話7話に引き続き、またもご都合展開である。その修復を誠や刹那、七海などでやることに。世界はバイトで帰った。資材を外から調達せざるを得ず、外に誠と刹那がいる状況は、刹那が秘密を暴露するのにうってつけだった。

 

刹那が暴露するシーンの前、刹那がフランス語で電話に出るシーンが伏線だった。実は刹那は学祭後、フランスへの留学が決まっていた。大切な友達である世界を守ってやれなくなるため、世界を誠に託した。そして、刹那はからかってくる男たちから守ってくれ、それだけ強いならクラス委員やりなよからかわれなくなるから、と言ってくれた誠に礼を言った。実は刹那は誠が好きだったのだ。七海が消え二人きりになり、誠も寝てしまった。刹那は誠にキスをする。自分の本心を押し殺してきた刹那の、精一杯の愛情表現である。しかし、それを言葉が見ていたのはなんとも残酷である。言葉が見ていなければ、誠の暴走は無かっただろうに。

 

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