奴隷区 4話 感想&考察

冒頭、文京の過去が語られた。

 

デリヘルの女に暴行した件でケツもちに声をかけられるも、看板に頭を叩きつけて流血させた文京。新宿を統べる会長にその度胸と胆力を見込まれ、会長の事務所に同行することに。SCMで奴隷の女性を一人確保するごとに100万やるという話に乗った文京は、公園で足立と中野に勝負を仕掛ける。二人奴隷確保と思った矢先、犬に勝負を挑まれ負けた。

 

実はその犬はエイアの飼い犬で、いなくなっている間にSCMをつけられたらしい。

 

ゆうじとエイアは、中央と対面するが展開なし。奴隷から解放するという太田の申し出を中央は却下した。よほど主人への忠誠があるようだ。

 

一人暮らしで工場の夜勤をしている品川は少年に声をかけられた。親の仇を討つため、SCMをつけて勝負してほしい、と言われ一度は断る。しかし「どうせ誰にも信じてもらえないんだ」が品川のトラウマを刺激し、受けてしまった。中央と勝負。しかし、少年の嘘であり罠だった。「この人とクイズ勝負して、3問先に正解した方が勝ち」というのは、品川対少年の話だった。SCMを中央は装着してなかった。この人、という言い方がミソ。中央さん、ではない。日本語の曖昧さを改めて思い知らされる。二人で協力して云々だが、少年がクイズアプリを暗記していたため、先に少年が正解するだけのこと。単なるカモフラージュである。奴隷は一時的にSCMを外せると明らかになったが、その間に脱走もできるのだろうか。

 

まさか少年が竜王だとは驚き。ていうか、少年の申し出に乗るメリットがないんだから、品川断われよ。まあ品川の素性が知れてる以上、騙してでも勝負させるだろう。品川が竜王の奴隷になったことが、彼の人生を好転させるきっかけになるとは思う。あのまま工場夜勤を続けても展望は厳しいからね。