ケンコー全裸系水泳部 ウミショー 感想 12話

感動とギャグと変態のアウフヘーベンが味わえる、いかにもウミショーらしい回。

 

関東大会二日目。玉塚のコーラスに海商は苦戦するが、イカマサのおの島音頭でアレがこんにちはしたためコーラスは中断。織塚の足攣りで負けると思わせながら、イカマサのセクハラで勝つというまさかの展開を見せてくれた。レース後、織塚はドクターストップにもかかわらず「私のせいでみんなに迷惑かけられない」と次も出場しようとする。イカマサが女装して代わりに出ようとするが、結局あむろが代役になった。最後はあむろが泳ぐことになるのはお約束通り。織塚の故障を原因としたのは巧みだった。

 

静岡さんにナナコが「負けてもこれで終わりじゃない。遅れても年増がなんとかしてくれるから」と励まし、静岡さんは玉塚に追いつく。11話の仲直りからの流れなので、尚更感動的である。ナナコいいやつだ。

 

今回は、武田の名セリフが独特の輝きを放った。「出場していなくても一緒のプールで泳いだ同志だ。みんなひとつなんだ。だから、俺も静岡さんと一緒に泳いでるんだ」と。感動のテンプレートから、まさかのど変態に行き着くとは驚いた。感動とギャグと変態が上手く融合している本作を象徴するセリフでもあった。

 

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