フルメタル・パニック? ふもっふ レビュー 「相良軍曹の半生」

 ※ネタバレ注意

 

世界最強の特殊部隊「ミスリル」に所属する相良宗介軍曹の日常をコミカルに描いた傑作。

 

目次

 

放映時期

 

2003年夏(1クール)

 

見始めたきっかけ

 

フルメタルパニック1期からの流れで視聴。

 

推しキャラ

 

相良宗介:相良の暴走を温かく見守る生徒会長も捨て難いが、やはり宗介でしょう。テロリストから生徒たちを守るつもりが、自分がテロリストになってしまっていることも多々あるが本人は至って真面目である。平穏な日常においても決して警戒を怠らない相良軍曹は一見滑稽にも見える。しかし、彼の過剰防衛とも呼べる警戒姿勢は彼の過酷な半生を物語ってもいる。

 

レビュー&採点

 

・作画(キャラデザインも含む) 15点

・音楽(BGM、op、ed、挿入歌、se) 25点

・ストーリー(話数の配分等の構成、話の面白さ、脚本、展開) 30点

・人物(登場人物にどれくらい魅力があるか) 20点

・独自性(世界観や提示される概念など、何らかのオリジナリティがあるか) 30点

・メッセージ性(制作陣は作品を通して何を伝えたかったのか) 20点

 

作画

 

10点/15点

 

最初見たときは1期とのキャラデザインの違いに戸惑った。しかしあっという間に慣れた。オープニングの相良宗介がめちゃくちゃ凛々しいので必見である。京都アニメーション制作だが、黎明期のためか未だ本気を出していない印象。それでも作画は良い方だ。

 

音楽

 

22点/25点

 

旧ハンターハンターでお馴染みの佐橋俊彦が1期に引き続き担当している。ギャグを大真面目にやっているシーンで佐橋の勇猛な音楽がかかると甚だしく興奮しますね。

 

ストーリー

 

28点/30点

 

意外な展開や拍子抜けするオチがありつつ、細かい伏線を最後に回収していくパターンが多い。1期の14話のように、ギャグあり熱い展開あり感動あり細かい伏線回収ありの盛りだくさんの話が多かった。

 

10話で相良作の新兵器が登場したが、FBIでは活躍したのだろうか。3期で相良が絶体絶命のピンチに陥った際、FBIふもっふ部隊が相良のピンチを救うようなら最高の伏線回収なのだが。

 

人物

 

20点/20点

 

体育教師との問答で、お決まりの脅し文句に愚直に返答する相良には心震えた。いつか機会があれば真似をしたいと思ったものである。1期では至って真面目だったマデューカス中佐が女装をしているなど、新たな一面を見せるキャラも多かった。1話限りのかませ犬やチョイ役に見せかけて再登場するキャラも多く、キャラへの愛が感じられる。

 

独自性

 

30点/30点

 

ミリタリーギャグという新しいジャンルを創造した功績は多いに称えられるべきである。

 

メッセージ性

 

20点/20点

 

よく分かんないけど、とにかく熱かった。相良は良くも悪くも一貫しているし、彼の熱い思いは伝わってきた。

 

総評

 

93点。ふもっふは至高、まさにその通りだった。後半から感動要素が強くなり過ぎ、ギャグ要素が霞んだ感はあるが各話のクオリティは高い。

 

本作品の高評価の秘密

 

1、ギャグパートが非常に笑える。

 

特に、1話2話では相良のミリタリーギャグや愚直すぎる返答が炸裂した。

 

2、安心感のある展開

 

何だかんだみんな助かる展開ばかりで、ラストも後味が良い話が続いた。とにかく安心して観れるのだ。日本人が好む水戸黄門を彷彿とさせる。それでいて予想外の展開を見せ、魅力的なキャラが多く、ギャグもハイセンスである。しかも心を熱くさせる何かがある。人気が出るのも当然である。