90点〜
人間はいかに親の死を乗り越えるのか、自らの業とどう付き合えばいいのか。人生を巡る難題に、スラップスティックコメディで答える意欲作。
前作とのギャップがこれほど激しい作品は他にあるのだろうか。
らき☆すたに引き続き「終わらない日常」を強烈にアピールしたが、本当のメッセージは「卒業しても日常は終わらない」だと思う。
練習よりもティータイムが長いなんてけしからん→(中略)→これでいいのだ!
ただの日常系アニメと思いきや、何気に理想の社会を描いているすごい作品である。
※ネタバレ注意 背景作画とBGMだけでも十二分に楽しめる作品である。
ともかく、制作者が視聴者との距離の取り方を試行錯誤しているのは伝わってきた。
約80分と長い作品だけど、あっという間です。それぐらい面白い。
オープニングを聞いただけで、視聴を後悔するレベル。しかしながら、頑張って完走した甲斐はあった。
本作品の真意は、大衆の潜在意識の恐ろしさの周知であり、強いリーダーに頼る姿勢を脱却し各々が自立した個を確立せよ、である。
ある種の人間を強烈に引き込む本作品。その秘密に迫ってみました。
平穏な日常が、相良宗介の過酷な半生を否応なく浮き彫りにする。
麻雀ある程度知っているなら、最高のエンターティメント。
お約束に囚われない作品作りをしてやるという意気込みは相当なものだった。