BLOOD+  21話 「すっぱいブドウ」

いろいろな事実が明らかとなった回。

 

メディテック社は、まだ弱小だった頃、シャトーデュエル1967を全部買い取っていた。その年は不作で味もまずかったにも関わらず。その瓶に描かれた城はジョエルのものであり、ジョエルの日記の張本人と思われる。その城が火事になり、全員死亡した。しかし、実は火事の前みな殺されていたのである。しかも、一滴の血も残らずに。その場にいたのは、青いバラを持つ少女。城近辺の土地を買い取って作った葡萄畑から、シャトーデュエルは生産されている。その土地で育った葡萄は、吸血鬼の素質を与えられた者をマウスにする力があるのだろう。

 

以上の事実が、記者と謝花が訪れた老人から語られた。自然な形で背景が説明され、実に素晴らしい。

 

また、前話でマウスを殺して大脱走した一団がシフであると判明。日光に当たると死ぬらしい。サヤの血を吸わないと呪われた体質は治らないらしい。寿命は1ヶ月くらいか。サヤの血はマウスの天敵だが、シフにとっては天の恵みだ。

 

シフという第三勢力が本格参戦し、ますます物語は複雑になってきた。

 

今回の脚本は、砂山蔵澄である。16話も彼の担当だ。ロシア革命にて翼手が確認された、と判明した回である。

 

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