懺・さよなら絶望先生 4話 レビュー 

今回は予想外の展開が多く、制作フタッフは苦悩を乗り越えた模様である。

 

【余は如何にして真人間となりし乎】

 

TPOを弁えようとしたら逆にTPO弁えてない結果になってしまった、という話。ホテルでのパーティーに漫画家達は私服で行くので正装で行くと浮いてしまう、と暗に漫画家をディスるネタもあった。オチは「TPO弁えてないから面白い」ならば戦国時代に行けば自動的に面白くなるぞ、からの千里は人を切るのが好きだから実はTPO弁えてた、といういつものやつ。と思いきや、千里だけでなく可符香まで戦国時代風になってたのが最高に笑った。

 

【祝系図】

 

海のない県に滋賀県入ってないのがオチへの伏線だったとは。実は琵琶湖は海と繋がっている、と雑学を披露し実際に琵琶湖から日本海までマ太郎が泳ぎ切ったラストは結構衝撃的だった。海と思いきや、実は巨大なセットだったというオチの前段階のネタバラシはあっけなかった。ネタの中に、国土交通省の無駄な道路建設を揶揄するものもあった。

  

【ドクトル・カホゴパート2】

 

前回の内容を忘れている視聴者に配慮して、前半で前回と同じ映像を流したのは親切だったと思う。「全部って、保護という名の責任逃れでしょ。」と公園からの遊具撤去を痛烈に批判したのはさすがだった。絶望先生は影武者中止を決めるが、墓を元どおりの位置に直したり剣術を教えたりあびると水遊びしてたりと影武者の思わぬ功績が明らかになった。

 

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