懺・さよなら絶望先生 9話 レビュー

今回は「社会」を思わせるネタが多かった。

 

【尼になった急場】

 

二のへの生徒たちは、急場凌ぎがうまいよって話。奈美へのプレゼントは謎の飲み物だったり、同人誌だったり、明らかに凌げてねえぞってモノばかりだったけど。寒さしのぎに押し競饅頭したら絶望先生が死んでしまった。役人が視察に来ると聞きスイッチが入った千里はいつもの残虐性を発揮し絶望先生を埋める。そしてぬいぐるみが代わりに置かれた。テレビ番組で変なこと言った出演者がぬいぐるみに替えられるのと同様、と説明があった。有名なタブーネタである。千里にやられた者は次々ぬいぐるみに。またも絶望先生は死んだかと思われたが、皆と一緒に床暖房となって温まっていた。結局温まってオチがついた。久米田先生もぬいぐるみとなって脱走してたのは草。自虐ネタは相変わらず。

 

【三十年後の正解】

 

正解でも、それ言っちゃ不正解だよって話。クイズ番組ではちゃんとボケろとか、国籍不明の漁船と言わんとあかんとか、暗黙の了解ネタが多い。古い世界で地動説を唱えたり、裸の王様を裸と言ってやばいことになったり、古いネタも多かった。

 

【ジェレミーとドラコンの卵】

 

飛距離出過ぎてもアカンよね、って話。

 

一番ホール、二番ホールという風にゴルフ形式で話が進むのは斬新。ジャージで行ける距離とか、成人男子がディズニーの被り物をどこまで被って帰れるかとか、すっぴんで行ける距離とか、裸で行ける距離とか、引きこもりが行ける距離とか、当人の社会性が試されるネタが多かった。今回から新たな続き物が始まり、オチは次回以降に持ち越しとなった。

 

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