懺・さよなら絶望先生 12話 レビュー

今回はいつも以上に面白かった。

 

【三次のあと】

 

箱を開けなければ、あらゆる可能性が同時に存在できるという話。元ネタのシュレディンガーの猫とか、人類には早すぎた嫁とか、新たな生命が誕生している可能性とか、SFネタが目立った。生徒たちも箱に入ってしまい可能性の塊と化すが、千里は「箱の中で私の悪口を言ってる」とか「箱の中に私の悪口を書き込んでいる」と決めつけた。二のへの生徒たちが入っているのは分かっているだろうから、千里は自分が嫌われていると自覚し密かに気に病んでいるようである。オチは望が未だに絶望先生3期やっていることが信じられない、というもの。原作者の本心が現れたメタネタだ。

 

【葬られ損ねた秘密】

 

校庭にミサイルが落ちてきた。「爆発なんて何度目ですか」「最近やってないから良いんじゃない」とまたもメタネタ。ミサイルを埋めてマウンドにしたり、ミサイルから見つかったカセットテープを再生した挙句ミサイルをご神体にして周りを踊ったり、「って爆発オチかよー」とマ太郎が叫んでやっぱり爆発オチだったり、いつになく自由な発想を見せてくれた。

 

【閉門ノススメ パート2】

 

ラーメン屋を買収したがオーナーが倫に代わって味が落ちたという結末で始まったのは新鮮。学校まで買収したあげく、買収した土地が2倍で売れたというオチは吹いた。

 

いつかの将軍が絶望先生絵描きうたに参戦したのは笑った。こんなところでキャラを再利用するとは。

 

【いけない!カエレ先生】

 

スタッフがことごとく久米田康治になっててことごとく草。

 

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